包丁ほぼ不要 塩麹でふっくら レンジ魚の蒸し物
忙しい日でも手軽に!発酵食品で魚料理を
日々忙しく過ごされている中で、バランスの取れた食事を準備することは容易ではありません。特に魚料理は、下処理や調理に手間がかかるイメージがあり、つい敬遠してしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、発酵食品である塩麹を活用し、電子レンジを使うことで、驚くほど手軽に、そして美味しく魚料理を作ることができます。今回は、包丁を使う工程がほとんどない、忙しい日のためのレンジ魚の蒸し物レシピをご紹介します。発酵食品の力を借りて、毎日の食卓に手軽に健康を取り入れてみませんか。
塩麹について
今回使用する塩麹は、米麹と塩、水を混ぜて発酵させた日本の伝統的な調味料です。様々な料理に活用でき、特に肉や魚を柔らかくする効果、食材の旨味を引き出す効果が知られています。また、麹菌の働きにより、腸内環境を整えるサポートも期待できる発酵食品です。スーパーマーケットなどで市販されているものを手軽に入手できます。
包丁ほぼ不要 塩麹でふっくら レンジ魚の蒸し物 レシピ
このレシピは、魚の切り身を使用するため、包丁を使うのは香味野菜を準備する場合のみです。香味野菜も省略したり、チューブタイプの生姜を使ったりすれば、さらに包丁を使わずに済みます。
材料(1人分)
- お好みの魚の切り身(タラ、鮭、鯛など): 1切れ (約80〜100g)
- 塩麹: 大さじ1
- 酒: 大さじ1
- お好みで(香味野菜):
- 生姜スライス: 1〜2枚
- 長ネギの青い部分: 5cm程度
- (または)おろし生姜(チューブ): 小さじ1/2
- (または)冷凍刻みネギ: ひとつまみ
作り方
- 魚の切り身はキッチンペーパーで水気を軽く拭き取ります。
- 耐熱皿に魚の切り身を乗せ、塩麹を全体に薄く塗ります。
- 魚の上に、お好みで生姜スライスや長ネギの青い部分を乗せます。チューブのおろし生姜や冷凍刻みネギを使う場合は、この時点で魚の上に乗せます。
- 酒を回しかけます。
- 耐熱皿にふんわりとラップをかけます。
- 電子レンジ(600W)で2分30秒〜3分加熱します。魚の種類や厚みによって加熱時間は調整してください。魚の中心まで火が通っていることを確認します。
- ラップを外して完成です。お好みでポン酢や醤油、ごま油などを少量かけても美味しくいただけます。
アレンジとポイント
- 魚と一緒に、きのこ類(しめじ、えのきなど)や彩り野菜(パプリカの細切り、冷凍ブロッコリーなど)を少量加えて一緒に加熱しても良いでしょう。カット済みの野菜を使えば、より手軽になります。
- 塩麹の量はお好みで調整してください。塩分濃度によっても異なります。
- 加熱後、皿に残った蒸し汁には魚や塩麹の旨味が出ています。これも一緒に味わうのがおすすめです。
まとめ
発酵食品である塩麹と電子レンジを活用することで、忙しい日でもたった数分でふっくら美味しい魚の蒸し物を作ることが可能です。包丁を使う手間もほとんどなく、洗い物も少なく済むため、疲れて帰った日でも気軽に試していただけます。
このレシピを参考に、ぜひ日常の食事に塩麹を取り入れ、手軽に発酵食品の恩恵を感じてみてください。