包丁ほぼ不要 レンジで時短 甘酒豚バラ
忙しい日の食卓に レンジで手軽に甘酒を取り入れる
日々の暮らしの中で、栄養バランスの取れた食事を準備することは時に大きな負担となる場合があります。特に、仕事などで疲れて帰宅した際、一から料理をするのは骨が折れると感じることもあるかもしれません。しかし、手軽な方法で発酵食品を取り入れることができれば、健康的な食生活へのハードルは下がります。
発酵食品の一つである甘酒は、飲むだけでなく、料理の調味料としても優れた働きをします。自然な甘みやコクを加えるだけでなく、肉や魚を柔らかくする効果も期待できます。
ここでは、忙しい日でも包丁をほとんど使わずに、レンジだけで簡単に作れる甘酒を使った豚バラ肉のレシピをご紹介します。甘酒の力で豚バラ肉が驚くほど柔らかく仕上がり、ご飯が進む一品です。
甘酒について
今回使用する甘酒は、主に米麹から作られる甘酒です。これは、米麹の酵素がお米のでんぷんを分解してブドウ糖に変えることで自然な甘みが生まれるもので、砂糖不使用のものが多いのが特徴です。発酵の過程で生まれた栄養素が含まれており、古くから日本の健康飲料として親しまれてきました。料理に使うと、素材の旨味を引き出し、まろやかな風味を加えることができます。
包丁ほぼ不要 レンジで時短 甘酒豚バラ レシピ
材料(2人分)
- 豚バラ薄切り肉:200g
- 甘酒(米麹から作られたもの):大さじ3
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ1
- おろし生姜(チューブ可):小さじ1/2
作り方
- 耐熱容器に甘酒、醤油、みりん、おろし生姜を入れてよく混ぜ合わせます。
- 豚バラ薄切り肉を広げながら1の容器に入れ、タレと絡めるように全体を混ぜ合わせます。肉が重なり合っていても構いませんが、できるだけタレに浸るようにしてください。
- ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
- 一度取り出して全体を軽く混ぜ合わせ、肉の色が変わっているか確認します。
- 再度ラップをかけ、電子レンジ(600W)でさらに2分から3分加熱します。肉に火が完全に通り、タレにとろみがついたら完成です。
- 器に盛り付けます。お好みで刻みねぎなどを添えても美味しくお召し上がりいただけます。
レシピのポイント
このレシピの最大のポイントは、レンジを使用することで火加減の調整が不要となり、加熱している間に他の作業を進められる点です。また、市販の薄切り豚バラ肉を使用すれば、包丁で肉を切る工程が不要になります。甘酒が豚肉を柔らかくするため、加熱時間が短くても固くなりにくいのも特徴です。
まとめ
甘酒を調味料として使うことで、手軽に発酵食品の恩恵を受けながら、美味しい時短料理を作ることが可能です。今回ご紹介したレンジで作る甘酒豚バラは、忙しい日の夕食やお弁当のおかずとしても活躍します。特別な材料や高度な技術は必要ありませんので、ぜひお試しいただき、日々の食卓に発酵食品を気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。