レンジで簡単 包丁いらず 冷凍野菜とひき肉の味噌和え
忙しい日の強い味方、レンジで簡単時短レシピ
毎日の食事作りは、忙しい日々の中で負担になりがちです。特に仕事などで疲れて帰宅した後では、一から料理をするのは大変に感じられることもあるかと存じます。しかし、健康的な食生活を送るためには、手軽に作れる自炊の選択肢を持つことが大切です。
発酵食品は健康維持に役立つと言われていますが、どのように料理に取り入れたら良いのか分からないという声も聞かれます。「時短!モダン発酵キッチン」では、そうした方に向け、手軽に発酵食品を取り入れられるシンプルなレシピをご紹介しています。
今回は、包丁をほとんど使わず、電子レンジだけで完成する時短レシピをご紹介します。冷凍野菜とひき肉を使い、日本の伝統的な発酵食品である「味噌」で味付けをする簡単なおかずです。これなら、疲れている日でも無理なく作っていただけるかと存じます。
味噌について
味噌は、大豆を麹(米麹、麦麹、豆麹など)と塩と共に発酵・熟成させて作られる日本の伝統的な調味料です。タンパク質、ビタミン、ミネラルなどが含まれており、発酵の過程で生成される微生物や酵素が健康維持に役立つと言われています。料理にコクと旨味を加え、日本食の風味を豊かにします。
レンジで簡単 包丁いらず 冷凍野菜とひき肉の味噌和え レシピ
このレシピは、耐熱容器に入れてレンジで加熱するだけで完成します。包丁を使う工程がほとんどなく、冷凍野菜を活用することで準備の手間も省けます。
材料(2人分)
- 豚ひき肉: 150g
- 冷凍ブロッコリー(小房): 150g
- 冷凍パプリカ(細切りまたは乱切り): 50g
- 味噌: 大さじ1.5
- 砂糖: 大さじ1
- 醤油: 小さじ1
- ごま油: 小さじ1
- おろししょうが(チューブ可): 小さじ1/2
- おろしにんにく(チューブ可): 小さじ1/4
- 水: 大さじ2
作り方
- 耐熱ボウルまたは深めの耐熱皿に、豚ひき肉、冷凍ブロッコリー、冷凍パプリカを入れます。冷凍野菜は凍ったまま使用します。
- 別の小さなボウルや器に、味噌、砂糖、醤油、ごま油、おろししょうが、おろしにんにく、水を入れ、泡立て器やスプーンで味噌を溶かすようによく混ぜ合わせます。
- 1のボウルに2で混ぜ合わせた調味料を回しかけます。
- 全体を軽く混ぜ合わせます。ひき肉が固まらないようにほぐしながら混ぜると、火の通りが均一になります。
- ラップをふんわりとかけるか、耐熱皿の場合は蓋をします。
- 電子レンジ(600Wの場合)で約5〜7分加熱します。加熱時間は機種や材料の量によって調整してください。ひき肉に火が通り、冷凍野菜が柔らかくなるまで加熱します。
- 加熱後、一度レンジから取り出し、全体をよく混ぜ合わせます。ひき肉をさらにほぐし、野菜と調味料が均一に絡むようにします。
- 再度ラップまたは蓋をし、レンジ(600Wの場合)でさらに1〜2分加熱します。これで味が馴染みやすくなります。
- 加熱が終わったら、そのまま2〜3分置いて余熱で火を通し、味を落ち着かせます。
- 器に盛り付けて完成です。
アレンジとポイント
- 使用する冷凍野菜は、ブロッコリーやパプリカの他に、ほうれん草、コーン、ミックスベジタブルなど、お好みのものを組み合わせて使用できます。
- ひき肉は鶏ひき肉や合いびき肉でも代用可能です。
- 辛いものがお好みであれば、豆板醤やラー油を少量加えても美味しく召し上がれます。
- きのこ類を加える場合は、しめじやエリンギなどを手でほぐしたり裂いたりして加えれば、包丁を使わずに済みます。
- 多めに作って、お弁当のおかずとして活用するのも良いでしょう。清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、2〜3日を目安に食べきってください。
まとめ
今回は、レンジと冷凍野菜、ひき肉を活用した、包丁いらずの時短味噌和えレシピをご紹介しました。発酵食品である味噌を手軽に日々の食事に取り入れることで、健康的な食生活の一助となれば幸いです。
ご紹介したレシピが、忙しい毎日を送る皆様の料理の負担を少しでも減らし、「これなら作ってみようかな」と感じていただけるきっかけになれば嬉しく思います。ぜひ一度お試しください。